【2018】『ウォーキング・デッド』シーズン4:ネタバレありのレビュー

ドラマ

2018『ウォーキング・デッド』シーズン4のあらすじと感想(ネタバレあり)

『ウォーキング・デッド』シーズン4見終わりました

いやー、なかなかよかったです!

シーズン2もシーズン3もよかったのですが、シーズン4はそれにもましてよかったですね。

シーズン1の第1話で挫折せず、少しだけ我慢して第2話まで観てほんとによかったと思います。

シーズン4では全16話とも緊張感が保たれ、手に汗握る展開でした。

かなり波瀾万丈のシーズンのため、一言であらすじをまとめたりするのが難しいのですが、とても新鮮みがあってよかったです(のちほど説明)!

シーズン4まで観た感想として、シリーズが進むにつれてどんどん面白くなっている気がします。

作品のスケールも大きくなり、戦闘シーンもセット作りもお金がかかっているなと思わせるエピソードが増えました。

ただ一方で、登場人物がかなり増え、悲しいことに名前を覚えるのがだんだん難しくなってきました。
整理していかないと、どのシーンからの登場なのか、だんだん忘れていったりします。

今回はすでにシーズン4までは観た方に向けて、あらすじや感想等を述べていきたいと思います。

ネタバレする部分についてはその旨表示します。

おすすめですか?

まだ視聴していない方には、視聴をおすすめします!
さすがに全米で高視聴率を叩き出すだけの作品です!

なおシーズン4は、シーズン5の第1話までふくめて完結するような内容になっています。
シーズン4の16話にはほんの一瞬だけ、シーズン5での展開を予測させる映像がありますので、よくご覧下さい。
何となく想像はつくかもしれませんが…

感想:ネタバレあり

※以下の内容はシーズン4まで(正確にはシーズン5の第1話まで)のネタバレを含みます。

まだご視聴がお済みでない方は、ご注意下さい。

視聴後に読まれることをおすすめ致します。

シーズン4の簡単なあらすじ

提督(ガバナー)の襲撃を退け、刑務所内で平穏な生活を送っていたリックたちだったが、インフルエンザが猛威をふるい、死んだ人間がウォーカーに転化して住民を襲うようになる。

薬を外部に取りに向かったり、内部での救助活動が続くも、次々と死者が増え続ける。

事態を何とか収拾させたリックたちだったが、再び提督の魔の手が彼らを襲う。

提督は他のグループを乗っ取り、ハーシェルとミショーンを人質として刑務所を襲撃。

リックとの話し合いが決裂し、全面戦争へ。

リック一行はバラバラになりながら逃避行を続け、線路脇の看板に記された生存者たちの楽園「終着駅」に向かって進みはじめる。

果たしてバラバラになった一行は再び無事に再会できるのか?

楽園「終着駅」とはどのような組織なのか?

感想

シーズン4は本当に波瀾万丈のエピソードでした。

冒頭でインフルエンザが猛威をふるい、そのあと提督の魔の手が再びリックたちに襲いかかり、バラバラになってしまったメンバーが小集団で行動を始め、やがて「終着駅」で再会を果たすという盛りだくさんな内容でした。

<インフルエンザの流行について>

刑務所内でインフルエンザが蔓延する中、自らの命を省みず閉鎖病棟で治療を続けたハーシェルは、その後のエピソードで提督にクビを切られて殺されてしまいます。

物語の中では、提督のスパイがフェンスを壊すためにウォーカーにえづけをしたり、インフルエンザを流行させたようにも見えたのですが、実際はリジーがウォーカーと友達になるためにエサを与えていたことが判明しました。

インフルエンザの流行に関しては、単なる偶然かもしれませんし、リジーがネズミを捕まえる中で、「レプトスピラ症(ワイル病)」が蔓延してしまったのかもしれませんね。
レプトスピラ症はネズミ等を原因とする「動物由来感染症」で、インフルエンザに似た症状を引き起こし、重症化すると肝臓や腎臓の機能障害を起こすため、その致死率は5~40%といわれています。参照→ネズミの持ってくる病原菌について
ただし、ネズミが原因であればリジーが感染しなかった理由を合理的に説明できないため、やはりインフルエンザは偶然発生してしまった可能性が高そうです。

<提督(ガバナー)の再襲来について>

提督はいったんは人生の目的を見失い、ウォーカーのような生活を送っていましたが、娘とよく似た少女の母であるリリーと暮らし始めることで、再生をはじめます。

かっての部下が営んでいた集団に身を寄せますが、リーダーが集団の安全を確保できないと分かるや、即座に団体を乗っ取り、刑務所への襲撃へと住民を導きます。

全ては娘を守りたいという思いから、安全確保のために人を殺し続けます。
提督がソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)の1種であることは間違いないのですが、ウッドベリーの街を作ったのも、シーズン4で刑務所を乗っ取ろうとしたのも全て娘のためであったとすると、悲しさを感じざるを得ません。

結局リリーの娘メーガンはウォーカーによって殺されてしまい、ミショーンに刺され重体になった提督もリリーにとどめを刺されてしまいます。

提督の行動は許される余地のないものが多いのですが、妻子に先立たれ、必ず守ると誓ったメーガンにも先立たれてしまうとは、悲劇的過ぎるといえます。

カルト教団とその教祖の末路といった感じでしょうか…

<ばらばらの逃避行について>

提督の襲撃を受けてリック一行はそれぞれ2,3人のグループで逃走します。
その組み合わせがとても面白く、またいつも団体で行動していたためそれほど脅威と感じられなかったウォーカーが、小集団になったことで重大な脅威にかわり、緊迫感が増した点がよかったです。

リックと息子のカール

カールが、提督との戦いで重傷を負っているリックを守りながら街に逃げ込みます。
カールとウォーカーとの戦いを観て、その成長ぶりを痛感させられました。
ミショーンも合流します。
主役が勢揃いといった豪華メンバーです。

ダレルとベス

意外な組み合わせ。
やさぐれ男と真面目なベスの組み合わせは、どうみてもうまくいきそうにないのですが、お酒を飲みたいというベスの突拍子もない要望をかなえる中で、二人は次第に打ち解けていきます。

「自分の過去にお別れをする」イベント(山小屋を燃やす!)を通じて、仲が深まります。

しかしながら、ベスはダレルが目を話した隙に、謎の車に連れ去れてしまいました。

シーズン4の中ではベスが誰に連れ去られたのか不明ですが、シーズン5で無事な姿を確認したいです。

グレンとタラ

刑務所を乗っ取りに来たものの一発も発砲せず、ウォーカーに囲まれ呆然としていたタラを、グレンが救います。
グレンはマギーを捜すという絶対的な目標を持ち、どんどん進んでいきますが、タラはグレンと行動をともにし続けます。
グレンとマギーが再会を果たした後、タラのポジショニングがやや不明確になっています。
シーズン5での活躍を期待します。

それにしてもグレンとマギーのお互いを思う気持ちの強さには感動させられました。

タイリースとジュディス、リジー、ミカ

一番弱そうなのがタイリースチーム。

タイリースはウォーカーを殺すのもあまり気が進まない人やさしい人ですし、赤ちゃんと少女2人と一緒というのは、この世界で生きて行くにはあまりに過酷すぎます。

幸い途中でキャロルが合流することで、安らげる一軒家を見つけることができました。

恋人を殺され、犯人に復讐を誓っているタイリースとキャロルが一緒になることで、緊張感が高まります。

この展開には原作者や脚本家のうまさを感じました。

マギーとサシャ、ボブ

必死にグレンを探すマギーにやや振り回され気味のサシャとボブ。

いったん、3人はバラバラになりますが、最終的に合流します。

それにしてもグレンを探すマギーの思いの強さは凄まじいですね。

お互いに必死になって相手を探し求め、無事に再会できる…
『ウォーキング・デッド』の中では数少ない希望を持てる展開でした。

<サプライズ展開>

シーズン4でも 数々のサプライズがしかけられていました。
とくに驚かされた展開についてまとめてみました。

ミカを殺したリジー

シーズン4で一番衝撃的だったのが、リジーが妹のミカを殺してしまうシーンです。

リジーは作品に登場した直後から不安定な言動を見せており、その結末が妹の殺害という結末につながってしまうとは…

ウォーカーを友達とみなして名前をつけたり、ネズミを与えたり、殺すのをためらったりと、視聴者の不安をかなり煽る存在でしたが、まさかの結末でした。

原作者や脚本家の力量に脱帽です。
(原作では違うキャラクターが同じ症状と行動をとるそうです)

非常事態であるため幼い子供に銃やナイフといった護身用具を持たせることも理解できるのですが、やはり一定以上の年齢に達しない子供に銃やナイフを持たせるのは危険だと感じました。

シーズン3で降伏していた子供をカールが撃ち殺したシーンでも同じ感想を抱きました。

子供たちにナイフの使い方を教えていたキャロルの目の前で悲劇が起こり、結局キャロルがリジーを撃ち殺してしまうというのはどのような意味があるのでしょうか?

どれほど丁寧に教えても、受け取り方まではコントロールできないことの怖さがうまく描かれていると感じました。

 

キャロルはインフルエンザの大流行を阻止するために、タイリースの恋人を殺しており、キャロルにも「目的のためには人殺しもやむを得ない、多数の利益のためには少数が犠牲になるべきだ」といった倫理観を感じざるを得ません。

この先のシーズンでキャロルが暴走しないことを祈ります。

「終着駅」の正体は?

シーズン4の最終話で、多くの生存者が訪れるであろう「終着駅」があまりに閑散としており、また入り口で肉を焼いて参加希望者を出迎えるというのは怪しさ満点でした。

また一瞬ですが、解体され捨てられた人体らしきものの残骸が映ります。

そしてシーズン5の第1話で初めて目にする「残虐なシーンがあります」との警告…

 

まさかとは思うものの、やはり「終着駅」の正体はあれでしたね。

こちらに関してはヒントが多かったためそれほど驚きませんでしたが、ここまでシステム化して合理的に人間を処理していく集団には恐ろしさを感じます。

提督たちがウッドベリーの外で強盗を働いていたのとは比べものにならないくらいおそろしい仕業です。

「終着駅」という名の人体処理工場…
ブラックユーモアたっぷりのネーミングセンスを脱帽でした。

補足:シーズン9についてのあの噂…

ご存じの方も多いと思われますが、シーズン9で超重要人物の2人が降板するとのうわさが流れています。

ドラマを視聴していない方はネタバレになってしまうので知らない方がよいと思われますが、番組宣伝のための仕込みではないかとのうわさもあります。

シーズン9でどのような展開が待ち受けているのか、まだシーズン4までしか観ていませんが、とても楽しみです!

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