『モーツアルト・イン・ザ・ジャングル』あらすじとキャスト、感想をまとめました
アマゾンプライムビデオで『モーツアルト・イン・ザ・ジャングル』シーズン1を観ましたので、ネタバレなしでレビューします。
まだ視聴していない方に向けて、面白さをお伝えしていきます。
作品の簡単な紹介
アマゾンオリジナルドラマです。
そのためプライム会員でなければ視聴できません。
原作はニューヨーク・フィルハーモニックの元オーボエ奏者ブレア・ティンドールの自叙伝「Mozart in the Jungle: Sex, Drugs, and Classical Music」。
シーズン1の放送は2015年に行われ、2018/07/19現在、アマゾンプライムビデオでシーズン4までの視聴が可能です。
本シリーズは、大変残念ながらシーズン4での打ち切りが発表されています。
‘Mozart in the Jungle’ Canceled at Amazon After Four Seasons (Exclusive)
あらすじ
一流のオーボエ奏者を目指すヘイリーが、新任の指揮者ロドリゴのもとで夢を追い求め成長を続けるコメディドラマ。
知られざる演奏家たちの舞台裏をコミカルに描く明るいドラマです。
題名にモーツアルトとありますが、主人公はオーボエ奏者のヘイリーです。
モーツアルトはほとんど出てきません(ときおり出てきます)。
また現在のニューヨークが舞台であり、ジャングルも出てきません。
キャスト
主人公のオーボエ奏者:ヘイリー:ローラ・カーク
ヘイリーの恋人:アレックス:ピーター・バック
ヘイリーの友人:エリザベス “リジー”キャンベル:ハンザ・ダン、
ニューヨーク交響楽団の新任指揮者:ロドリゴ:ガエル・ガルシア・ベルナル
前任の指揮者:トマス・ペムブリッジ:マルコム・マクダウェル
チェリスト:シンシア・テイラー:サフロン・バローズ
感想
1本が30分弱という異例の短さ。
そのため、あっという間に終わってしまいます。
クラシック音楽については詳しくないので、その方面に関しての詳細なレビューはできませんが、ユーモアに溢れていて、ひさびさに明るいドラマを観ました。
作品中に様々なクラシックが流れ、ドラマを視聴しているだけで癒されます。
作品はオーボエ奏者の自叙伝をドラマ化したもので、演奏家たちのおかれた社会的状況を映し出し、生活環境が安定していないことなどがエピソードとして挟まれますが、明るいドラマです。
新任の天才指揮者ロドリゴは、周囲に対する感謝を忘れず、いつもユーモアを持って接しています。
そんなロドリゴをみていると、現実の生活の中で失った心の余裕を、少しだけ取り戻すことができるように感じられました。
忙しくて心が疲れたときにふさわしい癒し系のドラマだと感じました。
アマゾンオリジナルドラマですが、チープな感じが全くせず、クオリティがとても高いのが特徴です。
批評家による評価も高く、第73回ゴールデングローブ賞テレビの部、ミュージカル/コメディ・シリーズ部門で作品賞と主演男優賞(ガエル・ガルシア・ベルナル)を受賞しています。
安心して視聴できるクオリティであることは保証付きです。
おすすめですか?
おすすめです!
暴力的なシーンがほとんどないので、そのようなドラマに飽きた方は、ちょうどよいドラマだと感じました。
以下の方に特におすすめします。
- 明るい希望に満ちたドラマを観たい方
- 暴力的なシーンが少ないドラマを観たい方
- 仕事が忙しすぎて癒しが必要な方
- 1話が30分くらいの短めのドラマをお探しの方
- クラシック音楽の好きな方
- オーボエ奏者もしくは以前オーボエ奏者だった方
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