「まさしくヒーロー日和…」 by キック・アス
もう『キック・アス』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』見た? 見てないなら、絶対おすすめ!ばかばかしい映画かもしれないけど、新しい領域に一歩踏み出す勇気をもらえるよ!
いまさらだけど『キック・アス』と『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』をレビュー!ネタバレなし!
Amazon プライム ビデオで『キック・アス』と『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』を見て、すっかりはまってしまいました。
『キック・アス』が2010年公開、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』は2014年公開の映画ですので、かなり遅めのレビューとなります。
すでに多くの方がレビューされていらっしゃいますが、大変気に入ったので、あえてレビューさせて頂きます。
映画の簡単な紹介
原 題: Kick-Ass
製作年: 2010年
製作国: アメリカ/イギリス
出演者: アーロン・ジョンソン 、クロエ・グレース・モレッツ 、ニコラス・ケイジ、クリストファー・ミンツ=プラッセ 、マーク・ストロング、 ギャレット・M・ブラウン、クラーク・デューク 、エヴァン・ピーターズ、デボラ・トゥイス 、リンジー・フォンセカ、オマリ・ハードウィック
監 督: マシュー・ヴォーン
製 作: アダム・ボーリング 、マシュー・ヴォーン 、ターキン・パック、ブラッド・ピット 、デヴィッド・リード 、クリス・サイキエル
脚 本: ジェーン・ゴールドマン 、マシュー・ヴォーン
原 作: マーク・ミラー 、ジョン・S・ロミタ・Jr
原 題: KICK-ASS 2
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: アーロン・ジョンソン 、クロエ・グレース・モレッツ 、クリストファー・ミンツ=ブラッセ、ジム・キャリー 、モリス・チェスナット、クローディア・リー 、クラーク・デューク、オーガスタス・プリュー ス、ティーブン・マッキントッシュ 、モニカ・ドラン、オマリ・ハードウィック
監 督: ジェフ・ワドロウ
製 作: マシュー・ヴォーン 、ジョン・ロミータ・Jr. 、マーク・ミラー
脚 本: ジェフ・ワドロウ
原 作: マーク・ミラー 、ジョン・S・ロミータ・Jr
ごくごく簡単なあらすじ
ネタバレ防止のため、ごくごく簡単にあらすじを紹介致します。
スーパーヒーローにあこがれるデイブは、通販で買った緑色のスウェットスーツを着てスーパーヒーロー「キック・アス」として慈善活動を始める。しかし特別な能力を持たないごくごく普通の彼は、現実の悪党との戦いの際に重傷を負わされてしまう…
主な登場人物と「ヒーロー名」、演じた俳優
『キック・アス』
デイブ:「キック・アス」:アーロン・ジョンソン
ミンディ:「ヒット・ガール」:クロエ・グレース・モレッツ
ミンディの父、デイモン・マクレイディ:「ビッグ・ダディ」:ニコラス・ケイジ
ミンディの父の元相棒、マーカス:オマリ・ハードウィック
クリス:「レッド・ミスト」:クリストファー・ミンツ=プラッセ
クリスの父で麻薬組織のボス、フランク・ダミーコ:マーク・ストロング
学校の美女、ケイティ:リンジー・フォンセカ
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
上記の登場人物に加えて
「スターズ・アンド・ストライプス大佐 」:ジム・キャリー
「ドクター・グラビティー 」:ドナルド・フェイソン
「ナイト・ビッチ 」:リンディ・ブース
「バトル・ガイ 」クラーク・デューク
「インセクトマン 」:ロバート・エムズ
「マザー・ファッカー」:クリストファー・ミンツ=プラッセ(「レッド・ミスト」から変更)
「マザー・ロシア」: オルガ・カーカリナ
こんな方におすすめ
- 気軽に楽しめる娯楽映画を探している方
- アクション映画が好きな方
- コメディ映画が好きな方
- 新しいスタイルや驚きを愛する人
- ストレスが溜まり、少しだけむしゃくしゃしている方
- 過激な暴力シーンや残虐なシーンを「しょせん映画の作り物」と割り切って楽しめる方
- ヒーローにあこがれるも、自分の殻を破れず、一歩も前に進めない方
- 人生の転機を迎えているが、未知の挑戦に尻込みしている方
こんな方にはおすすめしません…(>_<)
特に『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』については好き嫌いが分かれるようです。
- 「キック・アス」が成長し、イケメン化したり、マッチョ化したり、リア充化することを、受け入れられない方
- 「ヒット・ガール」が成長し、幼い少女から年頃の女性へと変化することを受け入れられない方
- 原作コミックを愛し、映画でのストーリー変更を受け入れられない方
- コメディ映画が嫌いで、リアリティのある映画が好きな方
- 暴力的なシーン(血が噴き出すシーンなど)が嫌いな方
個人的な感想を…
個人的には『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の方が好きです。
一般的には、『キック・アス』の方が高評価ですので、逆になっています。
この作品との出逢い
40日断食中にAmazon プライム ビデオで見ました。
断食中は眠れないことが多く、時間をもてあましていましたので、あまり期待せずに暇つぶしのつもりで見ました。
『キック・アス』では幼いヒット・ガールの圧倒的なアクションシーンに驚かされ、
『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』では『キック・アス』以上に感動し、お気に入りの1本になりました。
見終わったあとは?
『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』は何度も見直しており、その度に勇気をもらっております。
特に、「ラストのデイブとミンディの会話シーン」や「エンディングシーン」が大好きです。
YouTubeでエンディングシーンだけを繰り返して見たりもしています。
(ラストシーンだけを先に見ることはおすすめ致しません。映画の視聴が終わったあとで、気に入った場合のみご覧下さい。リンクはあえて載せておりませんが、YouTubeで検索すると出てきます)
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』のエンディングで流れるJessie Jの”Hero“がお気に入りで、YouTubeをエンドレスで再生したりしています。
また、『キック・アス』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』のラストシーンで流れる曲も大好きです。
この映画が好きな理由…
この映画が好きな理由は、正しいと思ったことを行う勇気がもらえる点です。
何か新しいことに取り組もうとするときは、
「失敗したらどうしよう?」
「周りから馬鹿にされたりしないかな?」
「時間やお金が無駄になったらいやだな…」
などと考え、なかなか行動に移せないものです。
そんな時にこの映画を見たり、”Hero”を聞いたりすると、私は一歩踏み出す勇気をもらえます。
好き嫌いの別れる映画かもしれませんし、ばかばかしい娯楽映画なのかもしれませんが、私は「迷った際に一歩踏み出す勇気を与えてくれる映画」として大変気に入っております。
「何かを迷っている方」
「一歩踏み出す勇気が出ない方」
「周りの反応を気にしすぎて、新しい挑戦に尻込みしている方」
に、ぜひとも見て頂きたいです。
まとめ
人によっては評価の分かれる映画だと思われますが、個人的には超おすすめです。
あと一歩前に進めずに悩んでいる方にはぜひ見て頂きたいです!
きっと勇気をもらえるはずです。
なお、シリーズものですので、『キック・アス』→『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の順で見ることをおすすめいたします。『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』だけを単独で見ると、面白さが半減する可能性が高いです。
※なお、本作はコミックを映画化したものですが、ストーリーに変更が加えられているそうです。
映画が気に入った方はコミックの方も読まれると面白いかもしれません。
私はコミックを読んだわけではないのですが、調べた限りでは、コミックの方が描写がよりハードで、ストーリーも現実的で暗く、そもそも登場人物たちがヒーローになろうとする動機が映画とは異なっているそうです。

補足:無料でみる方法
Amazon プライム ビデオでは『キック・アス』『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』が追加料金なしで見られます(2018/06/23現在)。
Amazon プライム会員の方は、この機会にぜひご覧下さい(有料に変わる可能性アリ)。
Amazon プライム会員でない方は、 Amazon プライム1ヶ月の無料体験を利用すると、無料で視聴することが可能です。詳しくはこちらから→Amazon プライム 無料体験
Amazon プライム ビデオ:『キック・アス』(吹替版)
Amazon プライム ビデオ:『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(字幕版)
Amazon プライム ビデオ:『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(吹替版)
追記:2018/06/11:「ヒットガール」単独映画の企画が…
マシュー・ボーン監督は、クロエ・グレース・モレッツが演じた「ヒット・ガール」ことミンディ・マクレイディの生い立ちに迫る単独映画の企画も温めているとのことです。
楽しみですね。
追記:2018/06/25:クロエ・グレース・モレッツが「ヒット・ガール」の再演を拒否?
女優のクロエ・グレース・モレッツ(21)が、米プロビンスタウン映画祭に出席した際に、IndieWireに、映画『キック・アス』シリーズの「ヒット・ガール」を再び演じたいとは思わない、と語ったそうです。
クロエは『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の「取り扱い」に不満を持っているため次回作には参加しないということです。
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の脚本が不満だったのか、編集が不満だったのか、上映方法等が不満だったのか、視聴者や批評家による低評価が不満だったのか、「取り扱い」の詳細は分かりませんが、スピンオフの「ヒット・ガール」での出演はなさそうですね。
スピンオフの作品では、ミンディが大人になった後の姿を描くのか、ビッグ・ダディと修行中の幼い頃の姿を描くのかになるようです。
ミンディの幼い頃の姿を現在21歳のクロエが演じるのは無理ですが、大人になった後の作品であれば、個人的にはぜひクロエに演じて欲しいものです。大人になった後の作品のカットバックに、『キック・アス』や『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』のカットが使われるのを期待しています。
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